世界との対話
港の読書会 - 座右の書を持って、港に集合
椿昇
9/28(土)、10/6(日)
シンボルプロムナード公園(花の広場)
本作品アーティストと様々な業界を牽引する識者らとの「対話」、本作品を舞台にトークイベントも開催します。
椿昇氏制作のアート作品のもと、参加者がそれぞれの「座右の書」を持ち寄り、対話を行います。
ファシリテーターは、9月28日(土)の第1回目は椿氏と倉成英俊氏が担当し、10月6日(日)の第2回目はショートショート作家の田丸雅智氏(松山市出身)と、2024年に娘さんと世界一周をしてきたばかりのアナウンサー榎戸教子氏(清水市出身)の2名の港町出身ゲストを加えて開催いたします。
【アーティストコメント:椿昇】
平和も対話も束の間に幻のように現れることで、数多くの文学や音楽や美術などの生成に貢献してきた。それらは現実という大きな岩山を乗り越える希望を陰に日向に与えてくれるように思う。これが僕の創造力を枯れさせない秘密なのだ。港にまつわる数多くの物語と静かに対話する仲間が夕暮れに集まり、ビール片手にシンドバッドやゴーギャンの出航にまつわる語り部となる姿は微笑ましい。
作品展示と作品を軸にしたトークイベントを展開。展示空間では若手アーティスト松村咲希の描いた高さ4mの巨大フラッグやオリジナルの”対話テーブル”がひろがる
「まるい水平線」の選書について
「まるい水平線」の下には、223冊の本が設置されています。作品と同じグラフィックのブックカバーが巻かれたこの本は、すべて「港町出身の作家の本」(港町が舞台、港町で書かれたものも含む)。
世界中の港から集まった言葉と対話することができます。
また来場された1日先着17名の方には、1冊ずつお持ち帰りいただけます。
お持ち帰りのルールは、
①持ち帰った後、この本について誰かと対話してください。
②もし可能だったら(後日でも構いませんので)お家の本を持ってきて交換してください。